まず最初は仮設工事から始まります。
組み立てる足場は一側足場というものを使用して組み立てます。
この様に組み立てが完了しましたら、まず下から確認できなかった全体(2F廻り)を足場に上がって確認します。
シールの状況です。
写真では分かりづらいですが両端の接着が剥がれています。
全体的には比較的良好な状態でした。
今回のお客様はメールでのお問い合わせからのお客様になります。
丁度メールを頂いた時パソコンが不調だった為、問い合わせのメールを確認する事が出来ませんでした。
期間で10日間程返事が出来ない状態が続いていましたので、大変お待ちになっておられました。
大変ご迷惑をお掛け致しました。
その様な事情がありましたが、初めてお伺いし色々とお話をする事が出来、幸いにも見積りの依頼を受けました。
相見積りは2社との事でしたが、その2社の内、最終的に弊社を選んで頂きました。
M様本当に有難う御座いました。
その様な経緯を経て契約を頂きまして、その後工事にとり掛る運びとなりました。
まず、工事の1週間程前に近隣のお客様に工事前の挨拶をして廻ります。
工事の際御迷惑をお掛けする様な場合は、この時に話をして了承を貰っておくと後の工事がスムーズに運びます。
そして、準備期間が過ぎた後に工事が始まる事となります。
ここでまず現状の確認と、今回の工事の内容を整理しておきたいと思います。まず建物外観です。
今回の工事の内容の確認です。
| 部位 | 材質 | 既存仕上 | 工程 | 提案仕様 | 塗り回数 | 材料名 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外壁 2F |
窯業系 サイディング |
アクリル樹脂塗料 | 下地調査 | |||
| 下塗り | 弱溶剤2液型エポキシプライマー | 1 | マイルドシーラーEPO | |||
| 中塗り | ||||||
| 上塗り | 弱溶剤2液型シリコン樹脂塗料 | 2 | クリーンマイルドシリコン | |||
| 外壁 1F |
窯業系 サイディング |
アクリル樹脂塗料 | 下地調査 | |||
| 下塗り | ||||||
| 中塗り | ||||||
| 上塗り | 弱溶剤2液型シリコン樹脂塗料 | 2 | UVプロテクトクリヤー | |||
| 屋根 | コロニアル | アクリル樹脂塗料 | 下地調査 | 縁切り材使用 W工法 | タスペーサー | |
| 下塗り | 弱溶剤2液型エポキシ樹脂塗料 | 1 | マイルドシーラーEPO | |||
| 上塗り | 弱溶剤2液型シリコン樹脂塗料 | 2 | クールタイトSi | |||
| 破風板 | サイディング | SOP 合成樹脂調合ペイント |
外壁同様 | |||
| 鉄部 | 鉄 | SOP 合成樹脂調合ペイント |
下塗り | 弱溶剤2液エポキシ樹脂サビ止め | 1 | マイルドボーセイ |
| 上塗り | 弱溶剤2液型ウレタン樹脂塗料 | 2 | クリーンマイルドウレタン | |||
| 軒天 | ケイカル板 | アクリル樹脂塗料 | 下塗り | 水性カチオン型シーラー | 1 | 水性ミラクシーラーエコ |
| 上塗り | アクリル樹脂塗料 | 2 | サニービルドEX | |||
| シーリング | 変性シリコン | 変性シリコン打ち替え | MSシール |
となっています。
ここでのポイントは、お客様の希望もあり1F外壁部を通常の色の塗替えではなく、クリアーの塗装で現在のタイル調の感じを残す仕様となっています。
新築時の色の復元という工法です。
この工法は劣化がひどい場合は出来ないのですが、今回のお客様の建物はそこまでひどくはなかったので、こちらの工法で施工しました。
尚、劣化が激しい場合は(チョーキングが非常に起こっている様な場合)この工法が取れませんので、単色で塗りつぶすか、目地の色を変えて2色で塗り直すかといった工法になります。
単色で塗り直す場合は費用が通常とそれ程変わりませんが、2色で塗り直す場合は手間が増す為に、費用が上がります。
今回の場合は劣化がひどくなかったので、この工法で復元する事が出来ました。
もし塗替えをする際に、この様なタイル調のサイディングを単色で塗り替える事に抵抗がある場合は、劣化がひどくない内でしたらこの様な工法で復元可能になりますので、やはり、早めのメンテナンスが重要となってきます。


まず最初は仮設工事から始まります。
組み立てる足場は一側足場というものを使用して組み立てます。
この様に組み立てが完了しましたら、まず下から確認できなかった全体(2F廻り)を足場に上がって確認します。
シールの状況です。
写真では分かりづらいですが両端の接着が剥がれています。
全体的には比較的良好な状態でした。


こちらは屋根になります。
外壁の状況です。
全体的に綺麗ですね。
この様な状況でメンテナンスをする事が、本来は一番ベストですね。


それでは、最初の工程のシーリング工事の説明に入ります。
まず現状の写真です。
このシーリング材を、カッターを使用し撤去します。


撤去が終わった状況です。
目地の底に見える青い物はボンドブレーカーといい、シーリングを行う際に重要になる2面接着を行う為に必要となるものですので、このテープは撤去せずに残しておきます。
その後目地内を清掃し、シーリング材の密着を良くする為の下塗り材、プライマーを塗布します。


プライマーが乾燥後、シーリング材を充填していきます。
充填が終わりましたら、乾かない内に表面を押えて形成します。


その後養生テープを剥がして完了です。
1Fのタイル調のシーリング材も同様に打ち替えます。
1Fの仕上げはクリアーのみになりますので、シーリングの色は廻りに合わせたグレーの色で打ち直します。


このシーリング工事で使用した材料の紹介です。
コニシ ボンドMSシール
シールプライマー#9
の2種類を使用しています。
シーリング工事が終わりましたら、十分乾燥させて次の工程に移ります。次の工程は高圧洗浄になります。まずは屋根から洗います。


拡大写真です。
洗う前・後が分かりますね。
屋根の洗浄が終わりましたら、次は外壁の洗浄です。


1F廻りも洗います。
最後にこの様な箇所も洗って終了となります。


洗浄後十分乾燥させて、次の工程に移ります。
最初に屋根から塗装していきます。
まずは洗浄後の写真です。
屋根の工程での最初の作業は縁切りの作業になります。
縁切りはタスペーサーというものを使用し、作業を行っていきます。縁切りの状況です。




縁切りの作業が終わりましたら、下塗りのプライマーを塗布する作業に移ります。
ローラーを使って塗布していきます
プライマーの完了です。


次に鉄部のサビ止めを塗布します。
別角度から。


サビ止めの塗布が終わりましたら、乾燥後、次の工程の上塗りに移ります。まずは上塗り1回目
1回目の作業が終わりました。
1回目完了写真になります。


上塗り1回目が乾燥後、上塗り2回目の作業に移ります。
この作業が終わり、屋根塗装が完了となります。


この屋根の塗装で使用した材料の紹介です。
まず縁切り材
セイム タスペーサー
下塗り材
エスケー化研 マイルドシーラーEPO


上塗り材
エスケー化研 クールタイトSi
最後に鉄部(棟)のサビ止め
エスケー化研 SKマイルドボーセイ


以上が屋根に使用した材料になります。
屋根の塗装が終わりましたら、次は軒天の塗装に移ります。
まず現状の写真です。
最初は下塗りの工程です。
下塗りのシーラーの塗布になります。


下塗りが塗り終りました。
壁際の箇所は刷毛を使用して塗布します。
下塗りシーラーの乾燥後、上塗りの作業に移ります。
まず上塗り1回目です。


上塗り1回目完了です。
乾燥後上塗り2回目に移ります。
塗り残しが無い様に均等に塗って


完了です。
ここまでで、屋根・軒天が終わりましたので、次はいよいよ外壁の塗装に移ります。まずは現状です。


まずは下塗り材の塗布です。
ローラー・刷毛を使用し塗布します。
下塗り材が塗り終った写真です。


下塗り材の乾燥後、上塗りの工程に移ります。
まず上塗り1回目からです。
下塗り同様に、ローラー・刷毛を使用し塗布します。
上塗り1回目が完了です。


上塗り1回目が乾燥後、最後の工程の2回目に移ります。
上塗り2回目が終了して、外壁塗装の完了です。


2F廻りは以上の工程で終了です。次は1F廻りに移りたいと思います。まずは現状です。
クリアーの工程は上塗り2回塗りのみとなっていますので、上塗り1回目の工程から始まります。


上塗り1回目が完了です。色合いが濃くなりました。
新築当初の色に戻った様です。
乾燥後、上塗り2回目です。


それでは、使用した材料の紹介です。
まずは2F下塗り材
エスケー化研 マイルドシーラーEPO
2F上塗り材
エスケー化研 クリーンマイルドシリコン

1F上塗り材
日本ペイント UVプロテクトクリヤー
以上が使用した材料になります。
外壁の塗装も終わりまして、残るは破風板の塗装のみとなりました。
まずは現状です。


この写真は隙間のシーリング処理がすでに終わっている写真となっています。
シーリングは今まで同様、下塗りプライマーを塗布後、シーリング材を充填しています。
最初の工程はケレン作業になります。
この作業により塗膜の脆弱な箇所の除去、また密着が良くなる為の表面の目荒らしを行います。


ケレン後、表面を清掃塗装の工程に移ります。
外壁同様最初に下塗りシーラーの塗布を行い、乾燥後上塗り材の1回目の工程になります。
上塗り1回目の完了です。


1回目の乾燥を待って、上塗り2回目に移ります。
上塗りが2回終わりますと完成です。
今回はトイの塗装は行っておりませんので、以上の作業を持ちまして工事が完了となります。


それでは完了後の写真です。
1Fのサイディングは塗りつぶしておりませんので、タイル調の感じのままで仕上がっております。
別角度より。
寒い時期の施工ではありましたが、天気もそう崩れる事もなく施工を完了することが出来ました。
最初にメールを頂いてからの返答が遅れたにもかかわらず、工事を依頼して頂き、さらに、工事の最中にも色々とお気づかい頂きました事感謝致します。
工事の内容には、自分自身十分納得がいく仕上がりとなりました。
そして工事完了時にお客様に喜んで頂きました事は、やはり嬉しい事ですね。
この塗替え工事をした際に、その苦労が一番報われる瞬間です。
M様
弊社に工事を依頼いただきまして誠に有難うございました。
この場を借りまして、再度お礼申し上げます。