
屋根材について・・・
屋根材は大きく分けて窯業系・自然系・化学系・金属系に分かれます。
一般住宅で使用されているのは窯業系になります。
というように分類されます。セメント系はベースをセメントとし、混ぜ合せる材料や比率、製造方法の違いで分けられています。モニエル瓦・パラマウント瓦・スカンジア瓦はハウスメーカーの商品名です。正式には乾式コンクリート瓦です。
セメント瓦とは・・・
セメント瓦とはセメントと川砂を重量比で1:2~1:3で混ぜたモルタルを型に入れて成形し、塗装したものです。窯業系の中のセメント系に属します。陶器瓦と比べて均一性に優れ、座りが良く一定した並びになります。
瓦の中では軽量なので、災害等には強いのですが、紫外線・風雨・温度変化等で塗膜の劣化が進行すると素材のセメントの劣化も早くなります。
塗膜が劣化することで、セメント瓦の吸水がすすみ、セメントの成分であるカルシウムが流出してしま為、表面がザラザラと骨材が現れ、少しの衝撃で割れるようになります。1度脆くなってしまった素材は塗装で強くなるわけではないので、そうなる前に定期的なメンテナンスをお勧めします。
劣化について・・・
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塗膜の褪色・剥離
塗膜の褪色
塗膜の剥離
瓦は紫外線・雨風にまともに面でさらされている箇所です。壁に比べやはり、劣化ははやいのです。劣化の初期症状として、塗膜の艶がなくなり色あせがおこります。
塗膜の剥離は劣化の中期症状として、塗膜の劣化による剥れで素地が現れる状態と塗り替えの際に洗浄不十分、または乾燥不十分による塗膜の密着不良が原因でおこる塗膜の浮き・剥離が考えられます。
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下地の劣化(表面のザラツキ等)
下地の劣化
塗膜が消失することによって、素地が直接的に紫外線や雨風を受けることになり、セメントの成分であるカルシウムが流出してしまう為に表面に骨材が現れざらつき、凹凸となります。
下地処理について・・・
- 旧塗膜の浮き・剥れのケレン除去を行います。高圧洗浄だけでは除去しきれないためです。この作業は、セメント瓦素材に密着していない旧塗膜に再塗装を施してもすぐに、浮き・剥れの原因になるため密着不良を予防する為にとても重要な作業になります。
- 瓦のひび・割れがある場合はコーキングでひびを埋める場合と差し替えを行う場合とあります。
塗装工程について・・・
- 旧塗膜の浮き・剥れのケレン除去を行います。高圧洗浄だけでは除去しきれないためです。また、セメント瓦素材に密着していない旧塗膜に再塗装を施してもすぐに浮き・剥れの原因になるためです。
- 高圧水洗浄をおこないます。新塗膜の密着不良防止のために、ホコリや苔等を綺麗に除去します。
- 乾燥
- 下地調整塗材(セメント系カチオン性下地調整塗材)ケレン・洗浄後、下地の凹凸等が酷い場合に塗布します。
- 下塗材塗布1回(下地の状態が悪く、吸い込みが激しい場合は2回塗布)
- 上塗材1回目塗布
- 上塗材2回目塗布
計3回塗布となります。
塗料について・・・(メーカー:エスケー化研)
代表的なものを下記にあげますので、遮熱性能を持った材料等の詳しくは塗料紹介ページでご覧ください。
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下塗材(下地に塗装が出来る状態にする材料)
マイルドシーラEPO(弱溶剤)
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上塗材(塗膜の性能、つまり耐候・耐汚を決める材料)
水性ヤネフレッシュシリコン(水性)またはヤネフレッシュ(弱溶剤)ヤネフレッシュSi(弱溶剤)など