実際に家を塗ってみよう(上級編)

  1. はじめに
  2. 自分で塗り際に掛る金額の説明
  3. 塗料購入先
  4. 足場をどうするか
  5. 業者に依頼した場合とDIYでの塗り替えの場合の費用の差
  6. 建物の部位における塗り方

はじめに

ここからの内容は時間がある人に限りますが、実際に塗ってみよう(中級編)の内容を一通り行ったとします。
すると、実際に家を塗る事が出来るようになってしまいます。
ご自分のマイホームを自分で塗り替えする事が出来れば、ある意味経費削減!?にもなりますね!
私は困りますが ^^;
実際に海外の人たちは、自分の家は自分で塗っている事が多いですよね。
私の知り合いもカナダにいるのですが、その人も自分で塗り替えを行っていました。
今回は、その様な素晴らしい行動力のある方々の為に、ご自分で塗り替えを行う際に知っておいた方が良い事をお教え致します。

自分で塗り際に掛る金額の説明

まず自分で塗り替える際の最大のメリットは、何といっても塗り替え費用の削減です。
DIYで塗る際に掛る費用は、多少の道具代(機械代)と塗料の費用だけです。
それでは実際に建て坪35坪程度(モルタル壁)の家を塗り替えする場合で考えてみましょう。
建て坪35坪程度の場合ですと、おおよそではありますが
外壁130m²
屋根100m²
位です。

これを基準に考えますと、
外壁下塗材 シーラー 15kg 1~3缶 標準塗坪 50~150m²
水性ミラクシーラーエコ
http://www.sk-kaken.co.jp/products/data/w_mirac_eco.htm

外壁上塗材 水性シリコン16kg 3缶 標準塗坪 45~53m²
水性セラミシリコン
http://www.sk-kaken.co.jp/products/data/c_si.htm

屋根下塗材 シーラー 15kg 1~2缶
屋根上塗材 水性シリコン 15kg  2缶 標準塗坪46~53m²
水性ヤネフレッシュシリコン
http://www.sk-kaken.co.jp/products/data/sui-yanefresh-si.htm

鉄部用下塗材 サビ止め塗料 4kg
エポサビマイルド(作業性の良い1液タイプ)
http://www.sk-kaken.co.jp/products/data/eposabi.htm

木部用下塗材 4kg
1液ファインウレタンU100木部用下塗
http://www.nipponpaint.co.jp/biz1/building/products/prd_11.html

木部・鉄部用上塗材
一液マイルドウレタン
http://www.sk-kaken.co.jp/products/data/1packmu.htm

軒天用 上塗材(下塗材は外壁用兼用)
サニービルドEX
http://www.sk-kaken.co.jp/products/data/sunnybuildex.htm

となります。

この塗料費用は、(福岡市内 販売店調べ)
水性ミラクシーラーエコ 6,200円 × 2缶(1~3の平均値) 12,400円
水性セラミシリコン 13,000~29,800円 × 3缶 39,000~89,400円(色による)
水性ヤネフレッシュシーラー 10,000円 × 2缶(1.5が平均値) 20,000円
水性ヤネフレッシュシリコン 12,200~16,800円 × 2缶 24,400~33,600円(色による)
エポサビマイルド 4kg 7,500円 × 1缶 7,500円
1液ファインウレタンU100木部用下塗 4kg 6,000円 × 1缶 6,000円
一液マイルドウレタン 12,000~20,000円 × 1缶 12,000~20,000円(色による)
サニービルドEX 5,500円 × 1缶 5,500円
他に木部・鉄部用塗料希釈剤 塗料シンナー 3,500円 × 1缶 3,500円
の以上です。
ここまでの合計が130,300~197,900円となります。

後は、塗装に必要な養生材
マスカー 10数個 200~300円程度/個
ガムテープ(布テープ) 10数本 200円程度/個
下地処理用コーキング 数本 600円程度/本
刷毛・ローラー 各種数本ずつ
これは約10,000円もあれば十分でしょう。
他には場合によってコロニアル屋根でしたらタスペーサー費用やシリコン専用プライマー費用など下地の状況によって掛る費用が加わります。
これが30,000~50,000円程度掛ります。

合計 塗料費用 130,300~197,900円
   養生材費用 10,000円
   その他費用 30,000~50,000円
の 合計 170,300~257,900円
が材料費の合計です。
この金額はあくまで目安であり、材料の種類や組み合わせを変更すると増減がありますが、通常DIYであればこの程度の(仕様)グレードで良いだろうという組み合わせで今回算出しています。
実際に工事を業者に依頼する際には、この仕様(グレード)より上の仕様(グレード)で行う場合が多々あります。

次に塗装する前に必要な高圧洗浄について考えてみます。
最近は通販やホームセンターでも良くみます家庭用の高圧洗浄機がありますが、その機械があるのでしたら、十分です。
業務用よりは圧力が低いので洗浄するのに時間は多少掛りますが、しっかり洗えば十分綺麗になりますので、その機械があるようでしたら問題ないです。
無い場合は、その様な機械を1台購入してみても良いかもしれません。
塗装の高圧洗浄以外にも、多種多様な使い道がある様なので中々便利な物のようです。
特に自動車を家で洗う場合には非常に使い勝手が良さそうですね。
ですので、これを機会に購入というものありではないでしょうか。
もしくは「購入するまでもない」という様な方には、高圧洗浄機のリースもあります。
大体リース費用は、ホース20m付きで1日4,000円程度です。
機械は建設機械をリースしてある会社でしたら、持っていると思います。
福岡市西区近郊でしたら、
太陽建機リース(私もたまに借りています)
稲尾産業
という2社がありますので、借りてみるのも手かもしれません。

塗料購入先

では実際に塗料を購入する場合はどうしたら良いのか。
という事についてお話します。
購入方法は2つありまして、
1つはネットでの購入
もう1つは店頭にての購入
の2通りあります。
ネットでの購入は送料が掛りますが、家まで配達してもらえるという利点があります。
他には販売店によって金額がまちまちなので、色々なところを探すと、最安値が見つかる場合があります。
オークションを利用される方はその様なオークションでも良いかもしれません。
オークションは実際の塗装店の在庫商品が格安で出ている場合が良くありますので、その様な商品はかなりお買い得になります。
店頭での販売では引き取りにいかないといけませんが、実際に店舗でアドバイスを受ける事が出来ます。
どちらも同じ商品を得る事が出来るのですが、おすすめするのは、出来れば店頭での購入をお勧めします。
店頭販売は価格はネットほど格安ではないかもしれませんが、やはりその場で実際にアドバイスを貰えるという事が、最大のメリットになります。
恐らくこれから作業をするに当たって、些細な疑問が生じたりする場合にでも実際に購入していれば、聞きに行ってアドバイスを貰えたりします。
私自身もわからない事は販売店に聞いたりします。
「この○○○○っていう材料って塗りにくいんだけど、どうしたらいい??」
という感じです。
この様な直接会話できるのも、販売店ならではのメリットです。
ですので、塗料を購入するのが初めてもしくは初心者であれば、販売店での購入をお勧めします。

ネットでの購入
 「塗料通販」などで検索しますと沢山の業者が見つかります。

店頭での購入
・島塚塗料 http://www.shimax.jp/pt.html
 福岡市博多区山王1丁目14番10号
・ポコアポコ福岡 http://www.ko-shin.jp/pocoapoco/
 福岡県福岡市城南区干隈1-16-14

足場をどうするか

実際に塗料を購入しました。
その他の道具も揃っています。
それではこれから実際に塗装の作業に入るのですが、ここでDIYで塗り替えを行うに当たって、最大の壁が立ち塞がっています。

その最大の壁とは・・・

そう、足場です。
これが一番のネックになる事でしょう。
しかしながら、この足場が無い事には塗り替え作業をする事が出来ないので、今回はこの事について考えてみたいと思います。

まず足場ですが、方法は単純に3つあります。
まず1つ目ですが、梯子で作業をする。
メリットは金額が掛らない(梯子購入費以外)
デメリットは、まず危険。そして作業性が悪い。
2つ目は一般的にローリング足場(移動が出来る)と呼ばれるものを購入またはリースする。
メリットはちゃんと設置をする事が出来れば比較的安全。
デメリットは、敷地においては使用できない場合がある。
費用も多少は掛る。
移動式足場 Picaコーポレーション http://www.pica-corp.jp/index.html

価格はオークションで調べましたが、購入する際には120,000~150,000円程度になっている様です。
リースの場合は1カ月で10,000円程度です。

3つ目は、足場のみ業者に組んで貰う。
メリットは、安全に作業が出来る。作業性が良い。
デメリットは、費用は掛る。
この3つになると思います。
この3つでおすすめするのは、間違いなく3つ目の業者に組んで貰うという事です。
費用は掛る事になってしまいますが、間違いなく他の2つよりは安全です。
そして作業性も良いので、梯子で作業するよりも半分の時間で終わります。
例えば私達が実際に塗り替えを行う場合でも、このちゃんとした足場がある事によってちゃんと作業が出来るのであり、もし、同じ塗り替えを行うとしても、梯子で作業して下さいと言われたら、間違いなくその依頼は断ります。
時間が掛るので工賃を倍貰えたとしても断ります。
その理由は、非生産性であり、そして危険な作業だからです。
それくらい足場は重要なものになりますので、出来る事ならばDIYで塗り替えを行う場合においても、この足場だけは業者に依頼して組んで貰う事をお勧めします。
費用は掛りますが、安全第一で塗り替えしましょう!
足場に掛る費用は、35坪程度で足場のネットも含んで20万円程度になると思います。

業者に依頼した場合とDIYでの塗り替えの場合の費用の差

以上の金額の合計がDIYで塗り替えする際に掛る費用になります。

今までの合計は、
足場は業者に組立依頼 200,000円程度
塗料費用 170,300~257,900円
の合計370,300~457,900円

がDIYで塗り替えをする際に掛る費用になります。
自分自身で塗り替えをしますので、工賃は掛りません。
これが業者に依頼すると、大体800,000円程度掛る事となります。

その差
300,000~400,000円ですね!

(今回は比較がわかりやすい様に、通常業者に依頼する際に掛る費用と同じ条件で比較をしています。
ですので、これを梯子で作業したりする際には、足場の費用も掛りませんのでもっと差額が出る事となります。)

DIYで塗り替えする事が出来れば中々費用は節約出来ます。
この様にもし時間があるようでしたら、DIYで塗り替えという事も考えてみますと、面白いかもしれません。
費用も節約でき、家に対する愛着も増えるのではないでしょうか。
マイホームを建ててから、数度は行われる塗り替えの1度ぐらいはご自分で行ってみるもの良いかもしれませんね。

また、参考ですが、
日本ペイントという塗料メーカーがDIYでの塗り替えの参考資料(DVD)を製作しています。
資料請求フォームより申し込みますと、郵送される様ですので、1度見てみると良いかもしれません。
 自分で塗り際の参考ページ
 日本ペイント カラモニー http://www.colormony.com/index.html
 参考資料請求ページ http://www.colormony.com/self/index.html
 (メーカー製作DVDが貰えます)

建物の部位における塗り方

初級編でのDIY塗装のアドバイスや、中級編での素材別の塗り方の応用になります。
初級編での養生が、建物のサッシやその他汚れてはいけない箇所の養生。
中級編での塀の塗装が、外壁の塗装。
木部の塗装が、破風板やその他木部の塗装。
鉄部の塗装が、雨戸や庇の塗装。
ボードの塗装が、軒天ボードの塗装。
という様に、中級編の応用で建物が塗れるようになっています。
また、動画のページには実際の部位を塗っている動画が沢山ありますので、そちらも一緒に合わせてご覧になって頂けますと、わかりやすいかと思います。

尚、詳細についてもっと知りたい場合はメール頂けますと詳しくご説明致しますので、お気軽にご連絡頂けますと助かります。